新型コロナ感染拡大に伴いまして、ミドワイフステーション安授の活動が出来ない状況が続いております。

 残念ながらアンジュの会等のミドワイフステーション安授の事業を当面お休みさせていただきます。

 一日も早く人類がこの見えない敵に打ち勝ち、平穏な日々を取り戻せるよう祈ると同時に、注意を怠らないように気を付けて、また皆様にお会いできる日を楽しみにしています。

 再開の折にはまたホームページ等でお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。

 

ミドワイフステーション安授とは

ミドワイフとは助産師という意味です。医師はドクター、看護師はナースといったぐあいです。

 

安授とは心・全・楽なお産やそれにつながるケア・指導を通して、

新しい命や仲間、そして素晴らしい人生がかればいいなという思いで名付けました。

アンジュ(ange)はフランス語で天使の意味です。

私たちの助産所を天使(アンジュ)の降り立つ駅にしたいと願っています。

お産が終わると大事業を成し遂げたお母さんとご家族はほっと一安心、

でも、お産は終着駅ではありません。

長い人生の中の立ち寄り駅であり、新しい家族にとっては始発駅になります。

そんな家族の旅立ちの時を

思い出に残る素晴らしい体験としてほしい。

 「産んで良かった。」

 「生まれてきて良かった。」

と思えるお産にしてほしいと考えています。

 

そのためにはただ分娩台の上でまな板の上の鯉のような

「産ませてもらう」という受け身のお産ではなく、

自分の内から湧き出す産み出す力と

赤ちゃんが生まれて来ようとする力を信じて

自分たちの力で乗り切ってほしいと思います。

自分たちの力で産んだと実感したお母さんたちは、

お産直後によく私たちに

「気持ちよかった」とか

「赤ちゃんありがとう」とか

「もう一人産みたくなった」とか

「達成感を感じた」とか

と満面の笑みをを浮かべて話してくれます。

 

そんなお産の体験をひとりでも多くの方にしていたけば、

少子化なんて考えなくてもいいかもしれませんね。

 

でも、そうするためには自分の努力は必要になってきます。

どうすれば安心・安全・安楽に産めるのか?

 

   正しい知識を持つこと

   産みやすい状態に心身ともに健康に保つこと

   ひとりで悩まないこと  など

妊娠中に努力すべきことがいくつかあります。

 

そんなみなさんの手助けになればと私たちは

いろいろなサービスを提供していますので

参考にしていただきたいと思います。

 

いいお産をすると産後の体調(心も体も)もよく

育児にも積極的になれます。

育児につまずきそうになっても、

苦しかったお産を自分の力で乗り切った体験と

暖かい家族の支えがあればきっと乗り切っていけるでしょう。

 

これから先の立ち寄り駅や人生の終着駅で

自分が「産んで良かった。」

お子さんが「産んでくれてありがとう。」と

いう気持ちになれるよう、一緒にお産や育児などについて考えてみませんか?